水戸室内管弦楽団第83回定期演奏会
平成24年1月19日(木)19時開演
水戸芸術館
モーツァルト:ディヴェルティメントニ長調K.136
ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調
独奏・宮田大
モーツァルト:交響曲第35番ニ長調K.385
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モーツァルトのハフナー、
気づくとオペラを観ているみたいに聴いてました
なんて表情のある交響曲!
川面が光って流れの止まらない川のようです
小澤さんのモーツァルト
ピッカピカしていて、お伽話を見ているようでした
指揮台の前には、スツールの椅子
コンチェルトの時は、曲の合間にも時折腰掛けられます
ヴィオラ席の隣に、小澤さんの椅子が置かれていて、
楽章の合間には、倒れこむように座られます
川本さんがペットボトルのふたを開け、
小澤さんに渡します
肩で息をする小澤さん
もうひとまわり小さくなってしまった感じで、
胸がいたみます
息が落ち着くのを待って、
スッと立ち上がって指揮を続けられます
モーツァルトの時には、
曲の途中で足がふらついていました
4楽章へは生命力だけで立ち上がっていかれたように見えました
今までできていたことができなくなるって、
どんな感じなんだろう
体験をした人にしかわからないことです
オケのみなさんは、
小澤さんが休んでいる間、
話したり、演奏の確認をしたり、
チューニングもしてたり
小澤さんも言葉をかわされます
つらいであろう小澤さんの姿を見ている私たちの緊張感もほぐされます
どこまでもやさしいオケです
曲が終わるとふらつく体で、
全員のメンバーの中を歩いて、
ひとりひとりをたたえられます
聴かせていただいてありがとうです
チェロコンチェルト、
宮田さんは泣いてました
涙の思いがわかる演奏でした
アンコールは荒城の月
流され、汚染されたところを照らしだし、
ひび割れたところに光が入り込むような音でした
ディヴェルティメントは指揮者なしの演奏でした
曲の合間には、舞台裏から何度か大きな笑い声が聞こえ、
客席にも笑いが広がっていました
こんな雰囲気の中で聴けるのは
ここしかないように思います
どうかまた聴かせてほしい
小澤さんの体力回復を祈るばかりです



